こんにちは、うっさんです。
サイコン(ガーミンやブライトンなど)のデータが壊れて、せっかくの走行ログがSTRAVA等にアップできなかった経験はありませんか?
データが壊れて、走行ログがとれないことがあると思うと、精神衛生上よくないですよね。
でも、復旧のやり方が分かっていれば、多少安心ではないですか。
この記事では、サイコンの走行データの補正方法をご紹介します。
(A collection of useful tools for manipulating FIT files.を使ったデータ補正)
諦めていたデータもワンチャン復活するかも。(*’▽’)
筆者はロードバイク歴4年目です。
これまでSTRAVAにアップできなかったことがあり、いろいろ調べた結果、なんだかんだで、この方法が一番簡単だと思ってます。
■目次
・STRAVAに取り込めない原因
・対応:データ補正ツールの使用方法(A collection of useful tools for manipulating FIT files)
・そもそもの対策
・その他の取り込めない理由
STRAVAに取り込めない原因
走行データには、位置情報・高度、スピード、心拍、パワー、細かく言えば、気温や獲得標高など、いろいろな要素があります。
そのようなデータですが、アプリケーション(STRAVA等)での取り込み時に、異常データと判断されることがあります。
たとえば、ありえない時間軸になっているとか、ありえない位置になっている等です。
STRAVAさんが、『意味が分かんない?』と判断すると、取り込みをやめてしまいます。(*’▽’)
なので、取り込めるようにするには、異常データを補正してSTRAVAさんが分かるデータに変えてあげる作業が必要です。
対応:データ補正ツールの使用方法(A collection of useful tools for manipulating FIT files)
データ補正ツールは何個かありますが、これから紹介する方法が一番手っ取り早いと思います。
Germinもブライトンも、走行データはFITファイルで出来るので(全部の製品でそうなのかはわからないけど)FITファイルの修正ツールを紹介します。
それがこちら。
A collection of useful tools for manipulating FIT files.
その名も、『FITファイルを操作するための便利なツールのコレクション』
素晴らしい分かりやすい!!(^^)!
ブラウザ上で利用できるツールです。
Corrupt Time Fixer
データが壊れて読み取れないときは
Corrupt Time Fixer
この補正をしてみましょう。
これはなにかというと、ツールの説明にはこう書いてあります。
『The Corrupt Time Fixerは、タイムスタンプが突然未来にジャンプするFITファイルを修正します。』
私の経験からいうと、STRAVAにアップできない原因は、時間軸がおかしくなっていることがほとんどです。
なので、ほとんどの方は、この操作でほぼほぼ完了しちゃうでしょう。
(*’▽’)たぶん
<使い方>
Corrupt Time FixerのLaunch>>ボタンを押します。
下に、Step1からStep3が表示します。
Step1に壊れているファイルをドロップ もしくは、… or select filesボタンを押して、壊れているファイルを選択します。
Step2のチェックは、なしでよいです。(補正をかけてもSTRAVA等で読み取れないときだけ、チェックを付けてもう一度やってみてください。)
Step3のGo!ボタンを押します。
そうすると補正ファイルのダウンロードができるようになるので、ダウンロードしてSTRAVA等にアップロードしてみてください。
Field Stripper
これでダメなら、Field Stripperを使います。
Field Stripperは、パワーなどの特定のフィールドをファイルから削除します。これは、アクティビティをソーシャルメディアにアップロードしたいが、すべてのデータを共有したくない場合に使用します。
また、データが壊れていてCorrupt Time Fixerで復活しないときは、特定フィールドを消していって読み込めることもあるようですが、邪魔くさいなぁ(*’▽’)
A collection of useful tools for manipulating FIT files.のその他の機能
このツールページは機能が豊富なので、他も紹介しちゃいますね。
Time Adjuster
Time Adjusterは、アクティビティが発生した時間を変更します。これは、アクティビティをソーシャルメディアにアップロードしたいが、いつ乗ったかを正確にしられたくない場合に、時間を変える時に使えます。
File Combiner
File Combinerは、複数のファイルのアクティビティを1つに結合します。
例)レース場まで行って、レースをして、家に帰った。これらは3つの異なるファイルの場合、それらを単一のアクティビティとして表示したいときに使えます。
Power Adjuster
Power Adjusterを使用すると、FITファイル内のすべてのパワーを簡単に調整できます。これは、パワーメーターのキャリブレーション(何も力を入れてないときを0Wに設定する調整のことです。(*’▽’))が誤っている場合に役立ちます。
Section Remover
Section Removerを使用すると、アクティビティの領域を選択してファイルから削除できます。 自転車乗車後にGarminを起動させたままにしておくと、車のドライブがアクティビティに含まれたり、 または、アクティビティ中に長いコーヒーブレークをとったが、記録を停止しなかった場合に、後から削除できます。
Device Changer
Device Changerを使用すると、ファイルを作成したデバイスのタイプを変更できます。これは、デバイスが標高に気圧を使用しているが、STRAVAに気圧を使用しないと思わせる場合に便利です。と説明には書いてありますが、、なんのためにそんなことをするのか、意味が分かりません。(*’▽’)
Peak Remover
Peak Removerは、パワーや心拍数に関して、指定以上の値をカットできます。自分の限界を知られたくない人がつかうのかな(*’▽’)よくわからん
そもそもの対策
サイコンの実走ログが良く壊れているひとは、サイコンのファームウェアをアップデートしてみてはいかがでしょうか。
私のブライトンはあるファームのバージョンの時に、やたらとファイルが壊れてました。
復活するかもよ。(*’▽’)
その他の取り込みエラー
複製
STRAVAの場合、同じ走行と判断されると、duplicate(複製)とみなされて、アップロードできない場合があります。
たとえば、ブライトンのサイコンと、ガーミンウォッチの両方で走行ログをとっていて、先にガーミンウォッチの記録がSTRAVAにアップされたとしましょう。後からアップしたブライトンのサイコンは、かなりの確率で複製とみなされてエラーになります。サイコンにパワーメーターの値が記録されているので、サイコンの方をSTRAVAにアップしたいこともあると思います。ブライトンのデータをSTRAVAに残したければ、一度既にアップしてあるガーミンの記録を削除してからアップしなおしてください。
サイズオーバー
STRAVAは25M以上のファイルは取り込むことができません。
対策としては、前述のField Stripperで、パワーやら心拍数やらを外してファイルサイズを小さくするとかですかね。
まとめ
A collection of useful tools for manipulating FIT filesの使い方を紹介しました。
ワンチャン復活する可能性があるので、試してみてください。(*’▽’)
以上、うっさんでした。