こんにちは、うっさんです。
いつの間にか自転車ウェア(サイクルジャージやグローブ)に、チェーンルブの黒い油汚れがついていたりしませんか?
家に帰ってサイクルジャージ等に油汚れがついていると凹みますよね。
綺麗にするには、油汚れに対応したクリーニング店にお願いするのが、一番確実だと思います。
が、なんとか自分でクリーニングする方法はないかと思い『調査』と『お試し』をしてみました。
結果、クレンジングオイル(メイク落としオイル)で、油汚れは大半取れることが分かりました。
この記事を読むことで、サイクルジャージ等に付着した油汚れを、家庭である程度落とす方法がわかります。
素材などにより色落ちなどもするかもしれないので、実施の際は、自己責任でお願いします。(*’▽’)
筆者はロードバイク歴4年目です。
買ったばかりのウェアに黒い油汚れがついて、一人泣いていた
そんな夜もありました。
これからは、そこまで落ち込まなくても大丈夫そうです。(*’▽’)
■目次
・ジャージ・グローブ等にチェーンの油汚れが付くとどうなるか
・ジャージ・グローブ等の油汚れの付着に対抗する手段
・安心なのはクリーニング店で相談
・ジャージ・グローブ等の油汚れには、クレンジングオイル
・ジャージ・グローブ等の油しみには、台所用中性洗剤
・たぶんサイクルウェアにはやめたほうがいい チェーンクリーナー、パーツクリーナー
・応用 外出先で手が油で汚れたら、メイク落としシート
・メンテナンス時は、汚れていい服を着る
・サイクルウェア(ジャージ・グローブ等)にチェーンの油汚れが付くとどうなるか
もともとはチェーンルブなので透明のはずですが、走行により泥や埃が付着し、チェーンルブは黒いペースト状の物体に変化します。
この黒い汚れた油がサイクリングウェア等に付着すると、通常の洗剤を使って洗濯しても落ちません。
こんな感じで、残っちゃいます。
ツーリングから帰ってきたら、覚えがないけどウェアに油よごれが付着していたり、メンテナンスをしている時に、『あーーっ、やってもうたー( ;∀;)』となりますよね。
何回凹んだことか。。( 一一)
・サイクルウェア(ジャージ・グローブ等)油汚れの付着に対抗する手段
チェーンの油汚れの付着に対抗する手段を調べてみました。
・安心なのはクリーニング店で相談
なんだかんだで、クリーニングのプロに頼むのがもっとも安全で安心できますね。
本当に大事なサイクルウェアについては、下手に自分で手を出す前に、お店に相談したほうがよいですね。(*’▽’)
・サイクルウェア(ジャージ・グローブ等)の油汚れには、クレンジングオイルがいい
サイクルウェア(ジャージ・グローブ等)の油汚れには、クレンジングオイルが良さそうでした。
クレンジングオイルとは、化粧落としのために使うオイルですね。
クレンジングオイルで油汚れを浮かせて、ティッシュや当て布に付着させ取り除く方法です。
ということでやってみます。
写真は、僕のサイクリングジャージです。
油汚れ付着からすでに、1年は経過してます。
よく見ると写真のところ以外にも複数個所黒点がありました。 (*’▽’)
さて、油汚れは落ちるのか?
手順はこのようにしました。
- サイクリングジャージの下に、ティッシュを複数枚置きます。(油汚れがジャージ下に流れる可能性があるので、複数枚ティシュを使うか、汚れても良いタオルを使う等、とにかく厚めの下敷きを作りましょう。)
- 油汚れの箇所にクレンジングオイルをたらします。
- ティッシュでポンポンたたきます。(こすると油汚れが広がる可能性があるので、たたくのがよいでしょう。)
- 洗濯機で通常洗いを実施する。
僕のサイクルウェアはメッシュ状になっていたので、いろんな向きから叩いてみたところ、ある方向から叩くと特に落ちました。
たぶん、歯ブラシを使うほうが、いろんな方向から叩きやすいので効果的と思います。(*’▽’)
色を落ちもせず、1年以上まえの油汚れがとれました。
本来は、目立たないところで色落ちしないか確認したあと、実施した方がよいですね。
勢いに乗って、油汚れが付着した、ウィンドブレーカーで試してみました。
これも1年以上前の油汚れの付着です。
サイクルジャージと同様にクレンジングオイルでクリーニングしてみました。
ウィンドブレーカーも油汚れが気にならない程度に落ちました。
が、こちらは困ったことが起きました。
洗濯が終わり、乾いた状態になると、クレンジングオイルをたらしたところが、そのままシミ状態になってしまいました。
油汚れを取ろうとして、クレンジングオイルシミを作ってしまいました。
そう、食べこぼしのようなシミです。( 一一)
(写真は撮れていませんでした。)
ウィンドブレーカーのようなツルツルな素材、かつ赤色のウェアだったので、目立ったのかもしれません。
・サイクルウェア(ジャージ・グローブ等)の油しみには、台所用中性洗剤
上記で、ウインドブレーカーにシミができてしまったので、どうしようと思っていたら、シミには中性洗剤がよいとのこと。
バケツに水を入れ、台所用洗剤を少し入れて、2日ほどウインドブレーカーを着け置きしました。
着け置き後、洗濯機で洗濯し、干して乾かしました。
その結果、シミもとれました。色落ちもしてないように見えます。(*’▽’)
やったー。(*’▽’)
ということで、ウィンドブレーカーの油汚れも落ちましたが、そもそもツルツル・テカテカの素材には、クレンジングオイルは相性が悪いようです。
中性洗剤入りの水に着け置きしたので、撥水加工等に何かしら影響があるかもしれません。
また、今回は色落ちしませんでしたが、色落ちの可能性も捨てきれないと思います。
ご注意ください。 あくまで自己責任でお願いします。 (*’▽’)
・たぶんサイクルウェアにはやめたほうがいい チェーンクリーナー、パーツクリーナー
スキーウェアで、「チェーンクリーナーやパーツクリーナーを使って油汚れを落とせた」という体験談がありました。
ただし、サイクルジャージにはおすすめできないと思っています。
サイクルジャージ等は、肌に直接触れるものですからね。
チェーンクリーナーやパーツクリーナーは、通常の使用でも手につくと肌荒れする人もいるし、匂いもなかなかすごいですからね。(たぶん、匂いはわざとつけてあるんでしょうけど)
スキーウェアでの色落ちの報告もありましたので、サイクルウェア(ジャージ・グローブ等)には、使わないほうがよいと思います。(*’▽’)
・応用 外出先で手が油で汚れたら、メイク落としシート
外出先でチェーン落ちの復旧等で、手でチェーンを触って指が真っ黒ということがあると思います。
その手で他の物(ウェアやら自転車やら)を触ると、いろいろなものに油汚れが付着してしまいます。
そこで、クレンジングオイルの効果を応用しましょう。
もともと、メイク落とし用です。
顔に使えて、手に使えないことはないはず。
携帯用にメイク落としシートという、シートにクレンジングオイルを染み込ませたものが売られています。
これをツールボトルや、サイクルジャージのバックポケットに忍ばせておけば、ばっちりです。(*’▽’)
・メンテナンス時は、汚れていい服を着る
外出先での、無意識でのチェーンの油汚れは仕方ないとして、メンテナンス時の油汚れへの対応策としては、はなから汚れてもよい服(作業着)を用意しましょう。
一度メンテナンス中にやらかした(チェーンにふれて、汚れてしまった)服を、メンテナンス用作業着に任命しましょう。(*’▽’)
まとめ
- サイクルウェア(ジャージ・グローブ等)の油汚れ落としは、クレンジングオイルが良さそうです。
- 大事なサイクルウェアであれば、クリーニング店に相談しましょう。
- ウインドブレーカーのような、ツルツルテカテカ素材は、クレンジングオイルを使うとシミになってしましました。(奇跡的に台所用中性洗剤の着け置きでリカバリできましたが。。)
- 自転車のメンテナンス時用の専用作業着をつくりましょう。
今回思いの外、クレンジングオイルが有効であることが分かったので、記事にしました。
油汚れがあって放置しているサイクルウェアがある方は、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
以上、うっさんでした。(*’▽’)