フラットペダルを使っているけど、ビンディングペダルに移行しようかなと思っていませんか。
この記事では、ビンディングペダルの種類がわかります。また、代表的なペダルも紹介します。
この記事を書いている僕は、ロードバイク歴3年ほど。
僕の最近のペダル選択は、通常ツーリング時はTIME、輪行をするときはSPDです。
■目次
・ビンディングペダルの種類
・SPD
・SPD-SL
・TIME
・スピードプレイ
・クランクブラザーズ
・まとめ
ビンディングペダルの種類
ビンディングペダルは、大きく分けてMTB用とロードバイク用があります。
シマノで言えばMTB用はSPD、ロードバイク用はSPD-SLと呼ばれています。
なぜかその他のメーカーのロードバイク用もSPD-SLと呼ばれたりします。
MTB用といっても、ロードバイクに付けられますし、あんま見かけませんが、MTBにロードバイク用ペダルも付けられます。
いろいろなメーカーから、たくさんの種類のビンディングペダルが出ています。
SPD、SPD-SL、TIME、スピードプレイ、クランクブラザーズとかですね。
MTB用は、 泥やら草が付いていてもキャッチしやすいような作りになっています。
そのためか、ペダルとシューズ(クリート)を点で、固定させるような作りになっています。
一方、ロードバイクは、面でキャッチするような仕組みになっており、力が入りやすいといわれています。
上のビンディングペダルの例でいえば、以下のような切り分けになります。
MTB系・・・SPD、クランクブラザーズ
ロードバイク系・・・SPD-SL、TIME、スピードプレイ(TIMEはMTB系のやつもあったかも)
用途面から考えると、以下のような切り分けになります。
自転車から降りて歩く、輪行等をする → MTB系
自転車から降りるのは、休憩や食事ぐらい → ロードバイク系
個人的には、初心者の方は、シマノ(SPDかSPD-SL)から使うのが妥当なのかなと思います。
設定や使用感に癖がなく、どこでも消耗品(クリート等)が手に入るからです。
もちろん気に入ったものが見つかれば、それを選んでいただく方が、納得感がでます。(*’▽’)
SPD
シマノのMTB系のビンディングペダルですね。
片面のみSPDキャッチのものと、両面ともSPDのキャッチが付いているものがあります。
上位機種になるほど、軽いです。
SHIMANO(シマノ) 両面SPDペダル PD-M520 380g
2019/2/23時点amazonでは、3,400円
SPDペダルの基本を押さえたベーシックモデルです。
両面どちらでもクリート(シューズ側に付けるビンディングペダルに引っ掛ける金具のようなもの)をキャッチできるようになっています。
両面にキャッチがあると、ペダルを見なくてもキャッチができるので、ストレスが軽減します。
僕は、輪行や船でツーリングに行く際は、このペダルを使っています。
なんでかっていうと、SPDクリートを付けた靴は、ほぼスニーカーのように歩くことができるからです。
ちなみにペダルが小さいので、普通のスニーカーで乗ろうとすると怖いです。
スニーカー等で乗る可能性もあるのであれば、次に紹介する片面SPDペダル片面フラットペダルをお勧めします。
一時的にスニーカーを使うだけであれば、もう少しペダル面が大きい両面SPD(シマノ 両面SPDペダル CLICK’R PEDAL PD-T400等)があるので、そちらでもよいかもです。
SHIMANO(シマノ) SPDペダル PD-A530
2019/2/23時点amazonでは、6,100円
片面SPD/片面フラットタイプのペダルです。
個人的には、中途半端に思えます。両面SPDでよいのではと考えます。
SPDを持っていて、本当にスニーカーを使ってロードバイクに乗る機会があるのかが疑問のためです。
注意点としては、片面SPDタイプは、2種類あることです。
一つはこちらの片面SPD/片面フラットタイプ。
もう一つは、軽量化のため片面SPDにしたものです。
そのため、軽量化のため片面SPDペダル(例:PD-A520)は、スニーカー等で走る想定がされていません。
ある程度ペダル自体が大きいので乗れなくはないですが、乗りにくいです。
ご注意ください。
SPD-SL
シマノのロードバイク用ビンディングペダルです。
効率を優先したペダルになります。
シマノ(SHIMANO) PD-R540-LA 330g
2019/2/23時点amazonでは、4,500円
街乗りや気軽なツーリングに最適なモデルです。
ビンディングペダルが初めてで、SPD-SLを選択される方は、こちらのモデルがよいでしょう。
安価ですし、通常のSPD-SLより着脱が容易といわれています。
シマノ(SHIMANO) 105 PD-R7000 SPD-SLペダル 265g
2019/2/23時点amazonでは、9,180円
R7000も出てますね。105のPD-5800の後継ですね。
おそらく、上記のPD-R540-LAを試してみてSPD-SLが気に入ると、こちらに買い替える方が多いと思います。
こちらの方が、ダイレクト感がでますし、軽いです。
予算が確保できるのであれば、初めからこちらの方がいいと思います。
買い替えるとなると余計にお金がかかりますしね。
TIME
私も使っています。
タイム独自のフローティング機構(左右5°、並行方向2.5mmの遊び)を持っています。
簡単にいうと、わざと遊びを設けて、膝への負担を軽減できる作りになっています。
フローティング機構、好き嫌いが分かれると思います。
レースをされている方は、かっちり固定したいとおっしゃる方もいます。
シマノでは、3種類のクリートで遊びを調整しますが、TIMEの遊びはシマノのクリートで調整できる範囲を超越しています。(めっさウニウニぐにゅぐにゅ(*’▽’))
僕は、膝も心配なので、これぐらいの遊びは許容範囲です。
TIME(タイム) XPRESSO 4
2019/2/23時点amazonでは、11,387円
私はこれを使っています。
以前はXPRESSO 8(数字が大きくなるほど上位商品で、なぜか色が派手になってきます)を使っていましたが、XPRESSO 4でも十分軽量です。
230gしかなく、重量だけでいくとDURA-ACEと互角です。
キャッチも簡単にできるので、お気に入りです。
弱点として、クリートが減りやすいので、クリートカバーは必須です。
SPEEDPLAY(スピードプレイ)
他のメーカーのペダルとは明らかに異なった機構になっています。
通常ペダル側にキャッチ機構を設けるのですが、スピードプレイはクリート側にキャッチ機構があります。
そのため、ペダルは両面キャッチが可能になります。
両面キャッチのため、初心者に優しいのかなと思いました。が、いろいろ見ていくと、かかとのふり幅の調整やら、Qファクターがペダル種類により異なったり等、初心者が手を出すのは少し難しいのではと感じました。
これにするなら、初心者の方はお店で調整までしてもらうほうがいいですね。
SPEEDPLAY(スピードプレイ) ZERO(ゼロ)
2019/2/23時点amazonでは、17,530円
クランクブラザーズ
これは個人的に試してみたいなと思っているメーカーです。
どのペダルも、見た目いかついです。両面キャッチじゃなく、4面キャッチ構造。どういう構造?って感じです。( 一一)
泥等は詰まりようがないように見えるので、MTBには最高なんでしょうね。
クランクブラザーズ エッグビーター3
2019/2/23時点amazonでは、17,530円
まとめ
- ビンディングペダルには、MTB系とロードバイク系があります。
- MTB系のクリートは普通に歩けるものが多いです。
- クリート等を入手しやすいのは、シマノのSPDかSPD-SLです。
- ペダルを使い分けることで幸せになれるかもしれません。
- スピードプレイやクランクブラザーズ等、今後も新たな面白そうなペダルがでてくるかも。
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