片鉄ロマン街道へ行ってきました。岡山エンデューロの前日ポタ。

こんにちは、うっさんです。
おかやまエンデューロの前入りで、どこかいいサイクリングルートはないかなといった方に、片鉄ロマン街道をご紹介します。
また、小学生ぐらいのお子様連れのサイクリストにとっても、とても良いルートと思いました。
廃線を利用した片道35ｋｍほどの、道中以前使われていた駅舎や駅が点在する、走って楽しい見て楽しいサイクリングロードです。

■目次
・片鉄ロマン街道とは
・アクセス（この辺り）
・出発地点（棚原ふれあい鉱山公園）
・折り返し地点（備前の０地点）
・片鉄ロマン街道の様子
・卵かけごはん

片鉄ロマン街道とは

Wikiペディアで調べてみました。

この道路は、元同和鉱業片上鉄道の廃線跡（ただし、一部区間を除く。備前塩田駅跡 – 第2吉井川橋梁跡 – 岡山県道26号津山柵原線旧道との交差部まで別ルート）であり、その名前から通称「片鉄ロマン街道（かたてつろまんかいどう）」といわれる。2003年（平成15年）11月24日に開通した。
フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』岡山県道703号備前柵原自転車道線

以前は、鉱山から港に鉱石を運ぶために敷設された鉄道（“片鉄”の愛称で親しまれていた片上鉄道）がありました。
片鉄が廃線になり、自転車・歩行者専用の一般県道備前柵原自転車道として整備されました。
通称、片鉄ロマン街道（かたてつろまんかいどう）といわれています。
起点は、岡山県備前市西片上（山陽新幹線高架下）、終点は、岡山県久米郡美咲町吉ヶ原（柵原ふれあい鉱山公園＝旧吉ヶ原駅）になります。
距離34.2㎞、往復で68Km程度の快適なサイクリングロードです。
もともと線路が敷設されていたところが道になっているため、起伏が緩やかです。
鉄道が走りやすいようになるべく平坦になるように作られたのだと思います。
そのため、ほぼ平坦な道を気持ちよくサイクリングできます。
また、車は通行禁止のため、自転車初心者や、小さいお子様連れのサイクリングにピッタリです。
とはいえ、一部車が通る一般道とクロスするところもあります。
お子様の飛び出しには注意してあげてください。

コース概要

備前市西片上～久米郡美咲町吉ケ原
コース概要距離：約34km
最大標高差：59m
獲得標高：170m

アクセス

電車の場合

電車輪行で、西片山駅
もしくは、片鉄ロマン街道の途中になりますが、和気駅ですね。
電車の乗り換えがうまくいけば大阪から２時間半。
参考に、休日の大阪８時出発・新幹線なしの路線検索をしてみました。

車の場合

大阪から3時間程度ですね。（どうしても途中でSAに寄りますものね。）
南からスタートする場合は、備前サイクリングターミナルに無料で置ける駐車場があります。
北からスタートする場合は、柵原ふれあい鉱山公園に無料駐車場があります。

出発地点（備前サイクリングターミナル、旧吉ヶ原駅）

片鉄ロマン街道の起点、終点に合わせて、一般的には、備前サイクリングターミナルに車を置いて、北（旧吉ヶ原駅）へ向かい戻ってくるルートが一般的のようです。

僕たちは、柵原ふれあい鉱山公園（旧吉ヶ原駅の少し西側）に車を置いて、南（備前）へ向かい戻ってくるルートをとりました。

おかやまエンデューロの参加のための前泊ポタリングということもあり、宿をサーキットの近くにとっていたため、北側（旧吉ヶ原駅）からスタートした訳です。

備前のゼロ起点

途中にいたローディーが教えてくれたのですが、片鉄ロマン街道の起点（岡山県備前市西片上（山陽新幹線高架下））よりもう少し南に、ゼロ起点という本当のスタート？があります。
おそらく片鉄が開通していた頃の出発点の場所だとおもいます。
電車の車輪が飾られています。ここにも寄って写真を撮ってもよいかもです。(*’▽’)

片鉄ロマン街道の様子

旧吉ヶ原駅です。
現在でも綺麗に残っていて、本当に電車が走ってきそうです。
停車中の電車にも乗り込めます。
なんとなく、懐かしい感じになりますね。(*’▽’)

改札もきれいです。
本当に営業していないのか？と思うぐらい。(*’▽’)

電車は走ってこないので、こんな撮影もできます。
ちなみにここは、駐車場の真ん前の踏切内です。（奥が旧吉ヶ原駅）

旧備前福田駅の横に、片鉄ロマン街道の全体マップがあります。
これによると、片鉄は北側から
柵原→吉ヶ原→美作ゆうか→周匝→備前福田→備前塩田→杖谷→苦木→備前矢田→河本→天瀬→益原→本和気→和気→中山→清水→片上
の駅があったことになります。
すべての駅跡が残っているわけではないですが、駅舎が残っていたり、駅札が在存しています。