こんにちは、うっさんです。
ルートラボのサービス終了がアナウンスされてしまいましたね。
これまでありがとうございました。
ただ4か月前に、2018年のテコ入れを喜んで、記事まで書いたのに。。(/_;)
良ければそちらの記事もどうぞ
ルートラボ(ルート作成ツール)の使い方を説明します。
本記事では、ルートラボがサービス終了で、これからどうしようと考えている方に向け、ルートラボで作成したルート資産の退避方法の確認と、代替サービスの検討を行います。お試ししてみた上、Ride with GPSの完勝かなとおもいました。
筆者はロードバイク歴4年目です。ルートラボのサービス終了は本当にびっくりしました。
便利に使わせていただいて、ありがとうございました。としか言えませんが、何とか復活してくれないですかね。(*’▽’)
■目次
・サービス終了のお知らせ
・サービス終了のお知らせの内容
・サービス終了理由
・サービス終了時期
・サービスが終了するとどうなるのか
・とりあえずデータ退避
・ルートラボの代替サービスを探すにあたってほしい機能
・お試し代替サービスの候補
・代替サービスの候補を試してみたので、結果をまとめます(間違ってたらごめんね)
・お試ししてみた上での結論
・今後どうなるのでしょうね
<おまけ>
・RouteHubのお試し
・STRAVAのお試し
・Ride with GPSのお試し
ルートラボサービス終了のお知らせ
ルートラボ サービス終了のお知らせの内容
地図や位置情報の可能性を追求し、新しい価値を提案することを目的としていたが、現在の市場状況を考慮すると、当初の目的は一定のレベルで達成したとのことです。
そうですね。かなりの数のサイクリストの心を、がっちり掴んでいるのではないかなと僕も思います。
ルートラボ サービス終了理由
サービスを取り巻く、現在の市場環境や技術的な運用課題を考慮した上で、事業としての継続は難しいと判断したとのこと。
地図情報サービスはGoogle1強感がありますもんね。難しいですかね。
周りには、こんなにユーザがいるのに。
ルートラボ サービス終了時期
サービス終了予定は2020年3月31日です。
サービスが終了するとどうなるのか
作成したデータが消える、新たにルートは引けなくなるのはもちろん、ルートラボの貼り付け機能(「ルートを画像として貼り付ける」、「ルートを動かせる地図として貼り付ける」ともに)も終了となります。
そのため、貼り付け先サイトで貼り付け地図を閲覧することはできなくなります。
つまり、すでに上記機能を使って作成したWEBページも使えなくなります。
ツーリングの度にこの機能で、ブログを作ってた人は、かなりのページで、地図が非表示になっちゃうということですね。
置き換えることを考えると大変ですね。( 一一)
とりあえずデータ退避
とりあえずルートラボのルートデータを退避しちゃいましょう。
ログインするとすぐ、以下のような『ルートデータをダウンロードする』ボタンが表示されています。
『ルートデータをダウンロードする』ボタンをおすと、ルートデータが1ファイル名:Route_posted.zipにまとめられ、圧縮された状態でダウンロードされます。
Route_posted.zip を解凍するとこのようなファイルになりました。
うーん。なんだこの文字の羅列のファイル名は?
タイトルがついてない。。( 一一)
どれがどのルートかわからない状態でダウンロードされてきました。
このままだと訳が分からなくなるので、メモ帳等でファイルの中身をみてください。
nameタグのところがタイトルなので、gpxのファイル名を変えておいた方がよいと思います。こんな感じ。
さて、これでGPXファイルは確保できました。
ルートラボの代替サービスを探すにあたって、ほしい機能
ルートラボの代替サービスを探すにあたって、何がいるかなーと考えたところ、以下の機能を確認しときたいと思いました。
- ルートを引きたい
- ルートを保管したい
- 他の人が作ったルートを検索したい
- ログインなしで、登録したルートを共有したい
- ブログ用のタグを出力ができる
- (他の人が)ログインなしで地図の拡大・縮小等詳細確認OK
- (他の人が) ログインなしでGPXのダウンロードOK
- GPXファイルの取り込みができる
- 日本語で使える
- ルートラボの資産の移行が楽
- マップが分かりやすいほうがいいなぁ
お試し代替サービスの候補
お試し対象は、特定商品のサービスではないこと、無料で使えること、サイクリングサークルのライングループで話が出ていたサービス等を参考に選択しました。
GERMINやBRYTONにも、ルート作成・管理の機能はあるけど、たぶんその商品を使っていない人はわざわざユーザ登録をしない(ルート共有には使えない)と思ったからです。
なのでまず次の3つを試してみました。(*’▽’)
- RouteHub・・・サークルのライングループで話が出ていたのでお試ししてみます。
- STRAVA・・・自転車やランニングをしている人であれば、大体使っているのではないかなと思うサービスです。
- Ride With GPS・・・ブルべをされている方が、よく使っているサービスと聞いています。
代替サービスを試してみたので、結果をまとめます(間違ってたらごめんね)
RouteHub | STRAVA | Ride With GPS | |
ルートを引きたい | × | 〇 | 〇 |
ルートを保管したい | △:ルートラボ経由しか取り込み口がない(GPXファイルの取り込みができなそう) | 〇 | 〇 |
他の人が作ったルートを検索したい | 〇:検索可 | △:区間検索はできるが、ルート検索はできない | 〇 |
ログインなしで、登録したルートを共有したい | 〇: ・ブログ等に張り付けるタグの作成機能あり ・地図の拡大・縮小等詳細確認OK ・GPXのダウンロードOK | △: ログインしないと、概要しかみれないね | 〇: ・ブログ等に張り付けるタグの作成機能あり ・地図の拡大・縮小等詳細確認OK ・GPXのダウンロードOK |
GPXファイルの取り込み | × | △:ルート作成では不可(時間データがないもの) 実走であれば登録は可 | 〇: ルート作成分も実走分も取り込みOK |
日本語で使える | 〇 | 〇:マニュアルは英語 | ×:英語 |
ルートラボからの移行 | 〇:超絶簡単(GPX不要) | ×:時間情報がないルート作成情報は取り込み不可 | 〇:ファイル一括取り込みOK(GPX要) |
マップ | OpenStreetMap OpenCycleMap 国土地理院地図 | OSM 標準 サテライト | GoogleMap 航空写真 RWGPS OSM OSM Cycle OSM Outdoor Esri Topo |
お試ししてみた上での結論
トータルで、Ride With GPSの完勝に思えました。(*’▽’)
利用用途によりこのように分類できると思います。
これまでのルートラボをどこかに保存してすぐ見れるようにしておきたい方で新規ルート作成はできなくてよい方→RouteHub
理由:ルートラボからの移行が超絶簡単で、ルートが見やすい。ルート作成不可。
(懸念点:ルートを検索後の一覧がルートラボの機能を使っている可能性があり、ルートラボが無くなった際正常に動くかどうか不安。)
1人で活動することが多く、自分で作ったルートは自分しか使わない方、これまでのルートラボの資産は必要ない方→STRAVA
理由:GPXデータで取り込めるのは、実走データのみ(時間データがあるもの)のため、ルートラボで手作成したルートは取り込めない。根本的に実績データを管理する思想が強いサービスと思われる。
1サービスですべてを完結させたい方→Ride With GPS
懸念点:英語表記
ぼくは1サービスで完結させたいので、 Ride With GPSがよいと思いました。
極端に英語が嫌いな人以外は、操作についても問題ないかなと思いましたね。(*’▽’)
今後どうなるのでしょうね
今回私のお試しでは、Ride With GPSが良いのではないかと思いました。
ルート作成等の使いやすさ等は、もう少し触ってみないと分からないですね。(*’▽’)
サービス終了までの2020年3月末までに、乗り換え先を考えていくことになるわけです。
上記以外でもいろいろなサービスもありますし、上記のサービスでも機能追加等も考えられます。
そもそもルートラボの復活という手はないのかな?
このサービスごと別会社に売却等もあるのかな?
サービスの前提がYahoo地図の上に成り立っているので、Yahoo地図のサービスの終了も視野にいれているのかな?とも思っちゃったけど。(*’▽’)
多少のサブスクリプションでルートラボが使えるならそれでもいいんですけどね。
まー、サービス終了までの2020年3月末までのんびり検討していきましょー。
以上、うっさんでした(*’▽’)
で、終わろうとおもったんだけど、せっかくお試ししたので、お試し画像も載せておきます。
RouteHubのお試し
ログイン
ルートラボをベースに、付加機能をつけて行こうと開発中のサービスのようです。ルート作成やその他の機能もこれから開発予定のようです。
Google、facebook、Twitter、メールのどれかでログイン登録できます。
取り込み
画面の通り、ルートラボの自分のページをすべてコピーしてからこの画面で貼りつけをすることで、取り込み完了です。 スゲー(*’▽’)
はじめは、なんだこれ?とおもったけど超絶簡単です。
でもね。GPXの取り込みがみつからないんです。(*’▽’)
これだと、入り口はすべてルートラボになるので、ルートラボが無くなると追加できなくなりそうです。
投稿したルート確認
ログイン後の『投稿したルート』タブを押すと表示されます。
ここで懸念点があります。
この表示は、Yahoo地図が表示されており、ルートラボの表示を使っている気がします。
なので、ルートラボのサービスがなくなると表示されなくなるんじゃない?
という不安ありです。(*’▽’)
詳細画面
ルートの線は、斜度や標高で色を変えることができますね。
割と見やすい画面の印象です。
右側のアイコンで、地図を変えたり、GPXファイルを出力したりします。
地図は、OpenStreetMap、OpenCycleMap、国土地理院地図から選択可能です。
ブログ用コードの出力
詳細画面の右側の下↓を押すことで上の画面が表示されます。
ルート作成
ルート作成機能はありません。実装予定だそうです。
STRAVAのお試し
日頃つかっているので、あまりお試ししませんでした。(*’▽’)
ログイン
Facebook、google、メールにてユーザ登録可能です。
取り込み(GPXのインポート)
ここからインポートできます。
複数ファイル25ファイルまでを選択できます。
今回は上記のファイルすべて選択してみました。
そうすると、真っ赤になりました。エラーだらけ( 一一)
Time information is missing from file.More information.
要するに時間データがないよ。といっています。
実走していないので時間情報はないですもんね。
つまり、STRAVAは、手で作ったルート作成データは登録できないということですね。
なので、ルートラボからの移行先としては不適ですね。(*’▽’)
ブログ用コードの出力
詳細画面のリンクマークから『ブログに配置』を選択すると、ブログ用コードが表示されます。
ルート作成
僕としては、ルートラボと同じぐらいやりやすい印象です。
Ride with GPSのお試し
これはRouteHub同様、全く触ったことがないサービスだったので、ワクワクです。(*’▽’)
ログイン
メールアドレスか、facebookのアカウントでログインできます。
ログイン後、無料はstarterの選択すればよいです。
取り込み(GPXのインポート)
UPLODED(自転車マークのところ)に、複数ファイルをGPXファイルを複数ドラッグすれば取り込み完了です。
ルート作成分は、Route(水色)
実走は、Ride(緑色)になります。
STRAVAと違って、ルート情報だけでも取り込むことができます。(*’▽’)やったー
詳細画面
マップは、たくさん選べますね。
GoogleMap、航空写真、RWGPS、OSM、OSM Cycle、OSM Outdoor、Esri Topo
上の絵は、OSM Cycleで、 Optimaze for Cyclingを選択した場合です。
河川敷沿いの自転車道が紫いろになって、ルートも引いてみると簡単に自転車道にルートをひけました。
GoogleMapはOptimaze for Cyclingは使えないようでした。
ブログ用コードの出力
詳細画面のshareを押すと以下の画面になります。
『 <>Get Custom Embed』ボタンを押すと
ブログに貼り付けるコードが出力されます。
また、Ride with GPSは、WAHOOと一緒に使うと、走行中にWAHOOサイコンが、設定地で光らせたり音を鳴らせたりといったことができるそうです。