いつもチェーンがすごく汚れていませんか。当記事では、ロードバイクのチェーン洗浄を楽にする方法について記述します。早い話が、毎回の走行後に乾拭きしましょうというお話です。
この記事を書いている僕は、ロードバイク歴3年ほど。
当初、チェーンを清掃する必要があることすら分かってなかったので、いつもチェーンがどろどろでした。それから3年経ってますので、その知見から記事を書いてみたいと思います。
■目次
・ ロードバイクのチェーン洗浄を楽にする方法
・ DRYタイプオイルの選択
・まとめ
ロードバイクのチェーン洗浄を楽にする方法【乾拭き・オイルの種類】
走行後の乾拭きが効果的
走行中は、チェーンに埃や砂などが付着しやすくなってます。なぜなら、チェーンにはオイルが散布されているからです。
汚れは放置すると固着し洗浄しずらくなります。その状態になってしまうと、チェーンクリナーやらディグリーザーを使って本格的に洗浄が必要になります。
解決策として、走行から帰ってきたらすぐ、チェーンを清掃しましょう。
走行後すぐは汚れも固着していなので、簡単に清掃することができるからです。
清掃といっても、汚れが固着していない状態なので、チェーンクリナー等のケミカルは必要ないです。ウエスでチェーンを乾拭きするだけで、表面の埃や泥が簡単に取れると思います。
余裕があるのであれば、プーリーに付いた汚れをこそいでおけば、汚れが固着しにくくなるので、定期的な駆動系の洗浄が非常に楽になります。
もちろん、洗浄が好きな方は、毎回ケミカルで洗浄すればよいと思います。
ただ、極力手間をかけたくない私のような方は、走行終了後すぐの、チェーンの乾拭きとプーリーの汚れ落としをおすすめします。
DRYタイプオイルの選択
チェーンの汚れは、チェーンオイルに埃や砂などの付着することが主な原因であることを説明しました。では、付着しにくオイルがあるのか、という話になると思います。
付着しにくいオイルがありますので紹介します。
オイルの種類
大きく分けて、WETタイプとDRYタイプがあります。
WETタイプ
- 粘土が高いので、チェーンへの定着性がよいタイプです。
- 水や泥にも強く、長距離走行してもオイル切れが起きにくいです。
- 雨や長距離を走る必要がある場合や、あまりメンテナンスしない屋外に駐輪している通勤用自転車等に向いています。
- 粘土が高い分当然、埃や砂をよく拾います。
DRYタイプ
- WETタイプとは逆に、粘土が低くチェーンへの定着がそんなに良くないタイプです。
- 長距離ではオイル切れになりやすいので、こまめな注油が必要になります。(といっても製品にもよりますが、200kmぐらいは持ちますよ)
- 粘土が低いので、埃や砂も拾いにくいし、ペダリングが軽くなるといわれています。
ちなみに、AZであれば、このような製品構成になっています。
右側がDRYタイプ、左側がWETタイプになりますね。
ということで、チェーンを極力汚したくない私のような方は、DRYタイプから自分のお気に入りのオイルを探していくことになります。
わたしも当初、AZのB1-0004合成エステルを使っていました。これは、なかなか粘土が高くて、走行後放置をしていたのもあって、チェーンが真っ黒になって洗浄が大変でした。
それから、横のB1-003WAX&PTFE配合溶剤希釈型を使い始めて、チェーンの汚れが少なくなりました。DRYタイプですが、300Kmでもオイル切れを起こすことなく走れました。DRYタイプを、私はおすすめします。(*’▽’)
まとめ
- ロードバイクのチェーン洗浄を楽にする方法は、走行後の乾拭きです。
- DRYタイプのチェーンオイルを使うことで、汚れの付着を抑えることができます。
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