ロードバイクに乗っていると、目が疲れたり、涙目になったりしませんか。今回は、アイウェア(サングラス)の選び方について説明したいとおもいます。
この記事を書いている僕は、ロードバイク歴3年ほど。
目が悪いためアイウェア選びに苦労をしましたので、その経験から記事を書いてみたいと思います。
■目次
・ ロードバイク用アイウェア(サングラス)の選び方
・アイウェアの効果
・レンズの種類と色
・おすすめアイウェア(サングラス)
・ 目が悪い場合の注意点
・わたしのアイウェア遍歴
アイウェア(サングラス)の選び方
アイウェアの効果
ロードバイク用アイウェアは、以下の効果があります。
- 埃等から目を守り、目が痛くなるのを防ぐ
- 紫外線(UV)から目を守り、疲れにくくする
- 風の巻き込みをおさえて、目の乾燥を防ぐ
- 色付きレンズにて、まぶしさを中和する
- 光の乱反射をカットし、クリアな視界にする
- レンズの色によりコントラスト(明暗をはっきりさせるか、明暗の差を少なくさせるか)を調整できる
ロードバイクに乗っていると、いろいろなものが飛んできます。埃はもちろん、虫も体にバンバン当たってきます。たまに飛び石等もあるので、飛び石や虫が目に向かってくると想像するとかなり怖いです。( ;∀;)
風が目に当たると、目が乾燥して涙目になってしまいますが、サイドが丸みを帯び目を包み込むような形状のアイウェアであれば、風が目にあたりにくくなります。
コントラストを調整できるようなレンズであれば、路面状況の凹凸が裸眼よりはっきり見えるので、安全性の向上も期待できます。
また、これは直接的な効果ではないですが、ロードバイク用の1枚レンズのアイウェアは、軽くてデザインも妙にかっこいいので、テンションがあがるという副次効果も期待できます。(*’▽’)
レンズの種類と色
アイウェアのレンズは、以下のような種類があります。
- 調光レンズ・・・紫外線に反応して、レンズが濃くなり、紫外線の弱いところではクリアに近くなるレンズ。
- 偏向レンズ・・・乱反射の光をカットし見やすくする効果を持ったレンズ。
レンズの色については、以下のような効果があるといわれているので、それぞれチョイスしてみてください。
- ブラウン系・・・まぶしさ防止に加えコントラストを上げる(明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くなる)。フィールドスポーツに向いている。
- グレー系・・・まぶしさ防止効果が高い。
- グリーン系・・・自然な見え方が特徴。
- ブルー系・・・コントラストを下げる。(明るい部分と暗い部分の差が少なくなる)
- イエロー、オレンジ系・・・視界を明るくする。曇りや雨の日等視界が悪い時、およびインドアスポーツに向いている。
- クリア系・・・夜間の利用に向いている。(クリアでもUVカットができるレンズあり)
おすすめアイウェア(サングラス)
私の周辺で皆さんが買っているものを中心に、数点おすすめしたいと思います。おそらくテンションを上げるためか、皆さん有名ブランドを買っていますね。有名ブランドでなければ、安いものもありますが、最近流行りの1枚レンズのものはどれも高いですね。
そうそう、1枚レンズのものは、度付きにするのは難しいようです。ですが、そういったレンズ作成が得意なお店もあるようなので、問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
Oakley – Jawbreaker
Oakley – Radar EV Path
みんな大好きオークリーのJawbreakerですね。わたしは、Jawbreaker ではなく、Radar EV Pathを使っています。周りのJawbreaker率が高すぎて少し引いてしまい、こちらを選択しました。
フィット感とデザインは満足していますが、大きなカーブがきつい1枚レンズでに慣れていないせいか、多少歪みはあるように感じます。慣れでしょうね。
POC – DO Blade
POC – DO Half Blade
POCも使っている方がおおいですね。スウェーデンのスキー用品のメーカーさんですね。丸くてかわいいデザインです。女性がつけていると、キュン💛となります。
SPEEDCRAFT
SPEEDCOUPE
「100%」ワンハンドレッドパーセントとよばれます。サガンがここのアイウェア着けて有名になりました。もともとは、モトクロス等のオフロード系に起源があるメーカーです。
一枚レンズでは、SPEEDCRAFT、2枚レンズでは、SPEEDCOUPEなどがあります。 個人的には、SPEEDCOUPEの方が好みです。オークリーやPOCに比べ利用者は少ないんじゃないかなと思います。
Swans
大阪の山本光学さんというレンズ屋さんが作ったサングラスです。レンズ屋さんだけあって、目を覆うような形状のハイカーブ度付きレンズの作成が得意のようです。
Zoff
スポーツ眼鏡に色付きレンズを入れたり、調光レンズを入れたり、どれもリーズナブルに作成できます。
目が悪い場合の注意点
目が悪い方は、大きく分けて2つの方法のどちらかをとることになると思います。
- コンタクトレンズにして、アイウェアを使用する方法
- アイウェアに度付きレンズを入れる方法
アイウェアに度付きレンズを入れ使おうとしている方が注意しなければならないことが一つあります。
レンズの色により、暗くなると全く見えなくなることがあります。度付きレンズの方は、四六時中アイウェアをかけることになります。そのため、帰りが遅くなる可能性がある場合は、濃い色のアイウェアは非常に危険です。
ロードバイクではないですが、以前スポーツサングラスに、濃い色の度付きレンズを使ってウルトラマラソンに参加しました。終盤で辺りが暗くなってきたときに、まったく何も見えなくなり走れなくなりました。アイウェアを外すと眼鏡がない状態、アイウェアをかけてもレンズが暗すぎて前が見えない状態です。
ロードバイクでこの状態になると、もうお手上げだと思います。
対応策としては、いろいろ考えられます。
- アイウェアの度付きレンズをクリアに近い色にする。
- 度付きの調光レンズ(暗くなればクリアになる)にする。
- 度付きレンズはあきらめ、コンタクトレンズにする。
- 通常の眼鏡を使い、ヘルメットにシールドレンズがついているものにする。(OGK KABUTO AERO-R1等)
わたしのアイウェア遍歴
特段だれも興味はないと思いますが。。(*’▽’)
私のアイウェア遍歴がお役にたてばと思い記述しておきます。
最初は、Zoff のスポーツ眼鏡に、カラー(薄目の茶色)の度付きレンズを入れて利用していました。そうすると、二つ問題点が発覚しました。
ひとつは、夜に見えにくくなること。もうひとつは、お昼ごはんが美味しくないことでした。見え方により、ご飯のおいしさに影響がでるんですね。
そして、お昼ごはんを美味しくいただくために、Zoffのスポーツ眼鏡に調光レンズをいれました。お店に入って料理が出てくるまでには、レンズがクリアに戻るため、ご飯を美味しくいただくことができるようになりました。
しばらくこれをつかっていましたが、Zoffのスポーツ眼鏡では、目を覆うような作りになっていないため、風の巻き込みにより頻繁に涙目になっていたこと、サイクリング仲間が1枚レンズのカッコいいアイウェアをかけるようになり、私も一丁試してみるか。という口実を自分の中で育て上げまして、オークリーのRadar EV Path(クリアレンズ)を購入しました。
そうです、そこで思い出しました。コンタクトがいやだから、度付きアイウェアを使ってたんだよなーっと。。( 一一)
というわけで、アイウェアは後悔のないようお選びください。(^^)/