ロードバイク・クロスバイクのタイヤの空気圧ってどれぐらい入れたらいいんだろう?と思ったことはありませんか。
この記事を読むことで、ロードバイク・クロスバイクのタイヤの空気圧について、どれぐらいが適正か分かります。
この記事を書いている僕は、ロードバイク歴3年ほど。
タイヤの空気圧チェックは毎回するようになりました。(*’▽’)
■目次
・ロードバイクのタイヤの空気圧はどれぐらいが適正?
・タイヤに記載の空気圧の範囲にしよう
・乗る前には空気をいれましょう
・フロアポンプも一度疑ってみて
・タイヤサイズと体重
・空気圧を高めるとスピードがでるのか?
・メーカー、タイヤごとに指定の空気圧は異なる
・まとめ
ロードバイクのタイヤの空気圧はどれぐらいが適正?
タイヤから空気圧の適正範囲を確認する
タイヤのサイドウォールに書かれた、空気圧の範囲を確認しましょう。
タイヤメーカーが推奨しているこの範囲が基本となります。
この範囲の中で、自分もしくは道に対する最適な空気圧を選択していくことになります。
もちろん、基準を超えた範囲を試してみたい。というのであれば、止めはしませんが、危険を伴うので、安全な場所で、安全な恰好でやりましょう。
空気圧が低ければ、リムうちパンク、下手をするとタイヤが外れる、空気圧が高ければ、バーストしちゃうかも。(*’▽’)
マウンテンバイクであれば、範囲外に空気圧を下げちゃうことはありますが、ロードバイクの場合は、そこまで下げる必要はないと思いますけどね。( 一一)
乗る前に空気を入れましょう
基本ロードバイクは、毎回乗る前に空気を確認しましょう。
ママチャリと比べて簡単に空気が抜けます。
ラテックスチューブは、2~3日でブヨンブヨンになるので、すぐ空気圧が低い(というか空気がない)ことがわかります。
ブチルチューブは、見た目普通に空気が入っていても、当初より空気圧が落ちている場合もあるので注意が必要です。(1日で1barぐらい落ちますね。)
フロアポンプのゲージも一度疑ってみて
以前安物のゲージ付きフロアポンプを利用していた際、どうもタイヤの調子が悪い(重い)と思うときがありました。
理由は、フロアポンプのゲージが正しくなかったためでした。
正確なゲージで測ってみると、フロアポンプのゲージで示す空気圧の約1barほど下までしか入っていませんでした。
というようなことがありましたので、ちゃんとしたゲージ付きフロアポンプか、空気圧を正確に測るゲージを使いましょう。
タイヤサイズと体重
太いタイヤの方が、空気圧を低くできます。
空気圧を高くしなくても、充分空気ボリュームを稼げるからです。
また、体重が重いほど、空気圧は高くする必要があります。
タイヤが体重で押しつぶされないようにするためです。
空気圧を高めるとスピードがでるのか?
整地された直線の道であれば、そうだと思います。
ただ、そんな道ほとんどないですよね。
サーキット走行でも、高速コーナーはありますからね、空気圧パンパンにして、グリップなかったら、吹っ飛びますよ。(*’▽’)
また、通常の道はガタガタなところも多いので、乗り心地もよくないでしょうね。
乗り心地が良くないと、連続して走ることが辛くなるでしょうし、アベレージスピードは下がると思いますね。
なので、空気圧を高めれば速く走れるのかというのは、ある狭い条件下でのみYES。大半の場合は、NOとなると思います。
メーカー、タイヤごとに指定の空気圧は異なる
メーカー、タイヤにより指定の空気圧が異なります。
なぜかというと、タイヤのケーシングに使われている布のグレードが、(インチ当たりの糸数(TPI))が、異なることが一つの要因です。
TPIが低いタイヤは剛性が高いので空気圧を低めに設定します。
反対にTPIが高いタイヤはしなやかなので、空気圧を高めてタイヤの変形を抑えます。
数メーカーの有名どころのタイヤのTPIを調べてみました。
メーカー | 製品 | ケーシング |
Michelin | Pro4 Service Course V2 | 3×110 TPI (110TPIが3層という意味) |
Michelin | Power Competition | 3×180 TPI |
Michelin | Power Endurance | 3×110 TPI |
Continental | GRAND PRIX 4000 SⅡ | 330TPI |
Continental | Ultra Sport II | 3×180 TPI |
Vittoria | CORSA | 320TPI |
TPIが、高ければ高いほど良いわけではありません。
TPI値が高いということは、しなやかで転がり抵抗は少ないといわれています。
が、反面、耐久性は低くなります。
どんな用途で使うのかが問題になりますので、その辺は考慮していきましょう。
また、VittoriaのHPには、TPIと体重から、Vittoriaが推奨する空気圧が載っていました。参考になるのではないかと思いましたので、ご紹介します。
ここまで書いてきてなんですが、自分にベストな空気圧は、自分で走ってみて、合う空気圧を見つけた方が楽しいと思いますが。。(*’▽’)
まとめ
- タイヤから空気圧の適正範囲を確認しましょう
- 乗る前に空気圧をチェックしましょう
- TPIを気にしてタイヤを選ぶと楽しいかも
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