ロードバイク

ロードバイクのタイヤ(ホイール)の外し方です

投稿日:2019年2月7日 更新日:

この前一緒にサイクリングしていた人が、「タイヤ(ホイール)を外したことがない。特に後ろタイヤ(ホイール)を外すと、何かが起きそうで怖い」といっていました。

おそらく、何が起こるかわからないことと、起きた時にどうすればいいのかがわからないことが重なって、タイヤを外せない。ということだと思います。

今回は、早い話が、外しても(おそらく)何もおきない、心配せず外そうというお話です。

この記事を書いている僕は、ロードバイク歴3年ほど。

はじめてロードバイクを買ったときは、何がなにやらよくわからなかったですが、数年たった今の知見から書いてみたいと思います。

■目次

  • 前タイヤの外し方
  • 後タイヤの外し方
  • 前タイヤの付け方
  • 後タイヤの付け方
  • タイヤ(ホイール)を外したことにより調整は必要か?

ロードバイクのタイヤ(ホイール)の外し方

ロードバイクのタイヤ(ホイール)の外し方

ほんとは写真とか、動画の方がいいですよね。時間があれば更新します。( ;∀;)ジャマクサイノ

注)自転車を裏返す人が多いみたいなんだけど、必要性をあまり感じないので、
以下のやり方 では裏返してません。

前タイヤの外し方

  1. ブレーキのクイックレバーを上にします。そうするとブレーキシューが開き、タイヤが外しやすくなります。
  2. 最近はタイヤが太くなっている傾向があるので、28c( タイヤの幅 )以上では、空気を抜いておかないと外せないタイヤもあると思います。
  3. ホイールのクイックレバーを起こします。そして、フォークから外れるところまでクイックレバーを緩めます。
  4. 自転車本体を持ち上げるとタイヤが外れます。

後タイヤの外し方

  1. ブレーキのクイックレバーを上にします。そうするとブレーキシューが開き、タイヤが外しやすくなります。最近はタイヤが太くなっている傾向があるので、28c以上では、空気を抜いておかないと外せないタイヤもあると思います。
  2. 後ろギアをハイ(一番小さいギアへ)側に移動させます。タイヤを外しやすくするためチェーンを緩ませる目的と、タイヤを付ける際に、ハイ側で取り付ける習慣にしておいた方が、迷わないからです。
  3. ホイールのクイックレバーを起こす。起こすだけで、それ以上緩める必要はないです。リヤはフロントとは違いクイックレバーを起こすだけでタイヤが外れます。
  4. サドルとタイヤを持って、サドルをもち上げるとタイヤが外れます。チェーンはスプロケに引っかかるので、手でチェーンを外すか、持ち上げているサドルを少し下げて(チェーンを緩めて)タイヤを少し斜めに移動させるとスルッと外れます。

前タイヤの付け方

基本外し方の逆ですね。

  1. ブレーキのクイックレバーが上になっていることを確認します。
  2. フォークにホイールをセットします。
  3. ホイールのクイックレバーを閉め最後にクリックレバーを倒して固定します。
  4. ブレーキのクイックレバーを下にします。忘れているとブレーキが利きにくいので要注意です。

後タイヤの付け方

  1. ブレーキのクイックレバーが上になっていることを確認します。
  2. 後ろギアがハイ(一番小さいギア)側になっていることを確認します。 (タイヤがついていない状態でも、ギヤは動かすことができます。一番外側へギアを移動させてください。)
  3. ホイールに付いているギア(スプロケット)の一番小さいギアとチェーンを合わせ押し込み、ホイールの固定位置に移動させます。(慣れてくると自然に固定する場所まで移動するようになります)
  4. 外す際にホイールのクイックレバーを起こしただけであれば、倒せば固定されます。
  5. ブレーキのクイックレバーを下にします。忘れているとブレーキが利きにくいので要注意です。

タイヤ(ホイール)を外したことにより調整は必要か?

基本的に調整は必要ありません。

なぜならば、リアディレイラ(後ろの変速機)で調整できるのは、可動域の調整(11速では、1~11速までのスプロケの幅に合わせた横幅)のみです。

そのため、同じホイールかつ同じスプロケであるならば、稼働域が変わるはずがないので調整の必要はないです。あとは、ワイヤーが伸びて設定当初とずれている可能性はありますが、ホイールを外したことと直接の関係はないです。

違うホイールに変える場合は、オフセット(中心をずらした)なホイール等もあるので、スプロケの位置が若干異なるものもあるかもしれません。

その場合は、可動域の調整が必要なのかなとおもいます。ただ、私が持っているホイール4セットのうち、1つはオフセットリムなんですが、どれも調整が必要なくホイールによって、ほんとに可動域異なるの?という疑問を持っています。( 一一)

とりあえず、外出先のパンク修理の時に初めて、後タイヤを外すことになるのは、いやな予感がするので(おそらくパンク修理もしたことないんじゃあ?)、後タイヤを外したことがない人は、早めに後タイヤを外してみてください。

まとめ

  • 後タイヤ(ホイール)を外しても、おそらく何もおきないので、外してみましょう。
  • 外出先のパンク修理で初めて後タイヤを外すことになるのは、ハードルが高すぎる気がするので、早めに体験しちゃいましょう。

関連記事 こちらもどうぞ
>>ロードバイクタイヤの交換時期
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